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2006年11月30日木曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 11月 2006

設計図で隠線の優先順位

設計図モードでの作図時に隠線の優先順位を決めておくことができます。

[作図設定]ダイアログの[隠線]タブを開き、“設計作図用隠線”の項目にある[設計作図用隠線設定]ボタンをクリックします。

単純に縦ルート・横ルートの隠線の優先順位を指定するだけでなく、用途ごとに優先順位を指定することもできます。
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2006年11月29日水曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 11月 2006

Chapter11.竣工図面は図面変換テーブルで一発変換

【Chapter11(最終回)】

CADWe'll CAPEを使って作図した施工図面を竣工図としてまとめ、“AutoCAD形式で提出”するといったことがあります。

ゼネコンから、AutoCAD上でのレイヤ名、色、線種、線幅などの細かな要求をされることもありますが、図面変換テーブルを利用して変換すればこれらの要求に簡単に応えることができます。
これまでに説明してきた“共通すべき設定”が守られていれば、図面変換テーブルをひとつ設定し、この設定を使ってまとめて変換するだけです。(AutoCAD上では多少の調整作業だけで済みます)
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2006年11月28日火曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 11月 2006

傍記の文字サイズ

ダクトや配管に付加させる傍記は、現在の文字設定[文字小]のサイズで記入されます。
サイズを変更したい場合は、予めこちらの設定を変更してから作図を行います。
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2006年11月26日日曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 11月 2006

Chapter10.CADの機能をフル活用しましょう 2

【Chapter10(全11回)】

[シートグループ]
施工図面を作図する際に、1/100、1/200などの建築図面を1/50などに分割(4分割、8分割)して作業することがあります。

CADWe'll CAPEにはシートグループという機能があり、全体図とは別に出力レイアウトを作成できます。
この機能はAutoCADのレイアウト(ペーパー)空間と同様に、全体図から指定した範囲を尺度を決めて用紙にレイアウトできる機能です。

通常シートは施工図の尺度と同様に1/50などに設定して作業を行います。
1/100、1/200などで指定用紙に納まる図面を1/50にすると用紙範囲からはみ出してしまいますが、特に通常シートの図面を用紙に収める必要はありませんし、気になるようでしたら通常シートの用紙サイズは任意の大きさに変更すれば問題ありません。

全体図として作業が行えるので、分割表示させた際の上下左右の図面との兼ね合いを気にすることがありません。
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2006年11月24日金曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 11月 2006

指定範囲内にだけ補助線を描く

初期状態だと、補助線は用紙範囲いっぱいに表示されるようになっています。
指定した範囲だけ、または作図範囲外に補助線を描きたいときには[領域設定]を行います。

補助線を描く前に領域設定を行ってから補助線を描くようにすれば、余計な範囲に補助線が表示されませんので見やすい常態で作業が行えます。
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2006年11月23日木曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 11月 2006

コマンドのヘルプを見ましょう

[Shift]キーを押しながら[F1]キーを押すと、マウスカーソルに[?]マークが付きます。
その状態で任意のコマンドを選択すると、そのコマンドの説明として[CAPEのヘルプ]が開かれます。

※この機能はCADWe'll CAPE、CADWe'll Tf@S共通
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2006年11月22日水曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 11月 2006

虫眼鏡

[虫眼鏡]を実行すると画面上に小さなウィンドウが表示されます。
このウィンドウにはメイン画面から指定した範囲を常に拡大表示させておけます。

例えば、作図の開始点が込み入っていた場合、通常であればメイン画面の表示倍率を変えますが、[虫眼鏡]機能を使えば、詳細部分をこのウィンドウに表示させ、メイン画面を表示倍率を変えずに込み入った部分から正確な図面作業が行えます。
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2006年11月21日火曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 11月 2006

Chapter9.CADの機能をフル活用しましょう 1

【Chapter9(全11回)】

[他図面参照]
図面の差し替えにかかる手間・時間はできるだけ省きたいものです。
他図面参照は別で作図した図面を現在の図面に参照貼り付けする機能です。
各図面で共通使用となる内容を、この機能を使って貼り付けておけば変更時の編集作業が簡単に行えます。

・参照貼り付け … 図面ファイルを開くたびに自動更新される
・貼り付け … ユーザが更新をすると参照図面が更新される

使用例
□ 図面枠(工事名称などの共通部分)
□ 建築図
□ 凡例・注記表
□ 他設備図面
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2006年11月20日月曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 11月 2006

Chapter8.作業シートを用意しましょう (空調・衛生設備)

【Chapter8(全11回)】

<空調・衛生設備>
□ 空調シート(機器・ダクト・配管・寸法線 …)
□ 衛生シート(器具・配管・寸法線・SP …)
□ スリーブ

これらを基準に状況に合わせシートを増やして管理します。
(床・天井などのグループもシート分けします。)
1図面ファイルの中で検討要素となる図面をシート分けしながら作図または別に作図してある図面を他図面参照で参照貼り付けし、状況に応じてシートの表示・非表示で必要な図面だけを表示させ印刷を行います。
最終的には指定した複数のシートを別図面として保存することもできます。

※空調・衛生設備ツールは別シートにある図に対しての接続、寄寸法線変更が行えないため、同一シート内のシートに描いた方が、CADWe'll CAPEの機能を使いやすい。
ただし、作業効率を考えると、より細かくグループ分けしておいた方が良いです。
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2006年11月19日日曜日

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Chapter7.作業用シートを用意しましょう (電気設備)

【Chapter7(全11回)】

<電気設備>
□ 床・壁配置シンボル
□ 天井配置シンボル
□ 配線
□ 傍記
□ 施工寸法
□ 取付け高さ
□ ラック

これらを基準に状況に合わせシートを増やして管理します。
設計図、施工図、竣工図とデータを流用する際には、それぞれの段階で必要・不要となるものをグループ分けしておくと良いでしょう。

盤類(分電盤や動力盤など)の配置は別図面を用意しておき、各図面へ他図面参照(リンク)させて作業を行うと便利です。
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2006年11月16日木曜日

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Chapter6.下図のシート分け

【Chapter6(全11回)】

本来は1図面の中で異なる尺度の図面作業を行うためにシートという機能を使うのですが、この機能をレイヤ感覚(グループ分け)で使用している方が多いようです。

シートを分けて図面作業を行うことで、状況に応じて表示・非表示の切り替えができ、また指定したシートの図面を単色表示させたりして、画面上、またはプリントアウトした際に識別しやすくすることができます。

また、同レイヤに作図されている図面でもシート分けしておけば別モノとして管理することができます。例えば検討中の図面を別シートに作図しておき、単色指定で目立つようにするなど…。

下図として建築図面を取り込みますが、その図面はベースシートに取り込まれます。この状態で作業を行っても良いのですが、私は通り芯や梁などを別シートにして管理しています。

◆下図として分けるシート
・ベース(建築)
・梁
・通り芯
・図面枠

これを基準に状況に合わせシートを増やして管理します。
シート分けを行ったら個々に単色指定を行い、設備図面を作業する際に識別しやすいようにします。

★ 通り芯を別シートにして管理する理由 ★
・図面差し替え時の位置合わせに使用
建築図面の作図位置がいつも同じ座標点にあるとは限りません。
CAPE上での図面位置を固定させるために、最初に用紙に対しての図面位置を決めておきます。
新しい図面はこの基準位置で置き換えます。

・通り芯符号仮表示機能を利用する
基本図形として取り込んだ建築図にある通り芯に[バルーン付加]で符号を付け直すことによって、[通り芯符号仮表示]機能が有効になります。
最初の1回だけこの符号を付け替える作業を行えば、後は使いまわしできます。
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2006年11月12日日曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 11月 2006

Chapter5.下図(建築図)の取り込み (インポートダイアログ)

【Chapter5(全11回)】

CADWe'll CAPE以外のソフトで作成された図面を読み込む際に[インポート(読込)]ダイアログが表示されます。

<テーブル名>
テーブルは変換ルールを指定することができる機能で、レイヤ、線種、線幅、色、文字の読み込みルールを指定することができます。

<配置レイヤ>
読み込む図面をCADWe'll CAPEの“どのレイヤグループ”に読み込むかを指定します。
建築図面の読み込みであれば、配置レイヤを[建築]にします。

<変換図面設定>
用紙サイズや縮尺などの基本設定の他に細かな設定が多々あります。

以下は私が作業する際に注意している設定です。

◆表示範囲
図面枠外に様々な図を作業ネタとして書き残してある場合、表示範囲が狭いとすべての図面を表示できない場合があります。
そのような場合は表示範囲を広域に設定し、全体を確認できるようにします。


◆AutoCAD図面の読み込み
・線幅を取り込まない
建築図面を下図として取り込むのであれば、建築図面に与えられた線幅は細線で取り込んだ方が都合が良いので、私は[線幅を取り込まない]に常にチェックを付けて有ります。
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2006年11月10日金曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 11月 2006

Chapter4.チェックすべき作図設定 (空調・衛生設備)

【Chapter4(全11回)】

基本的な設定は [空調]または[衛生]メニューにある[作図設定]で行い、また[用途設定](空調)、[用途・配管材設定](衛生)ではダクトや配管の用途ごとの基本情報(レイヤ等)、色や線種、線幅などの設定を行います。
項目数はかなり多いですが、一通り目を通し、共通設定事項をまとめておいた方が良いと思います。

また、 [空調]または[衛生]メニューにある[マスタメンテナンス]では各部材の基準となるマスタデータを編集することができます。

標準登録されていない機器・器具は各自が自由に作成するのではなく、統一ルールのもと作成し、共有します。(サブセットライブラリのエクスポート、インポート)
機器・器具の登録は[ツール]メニューにある[機器・器具ライブラリ登録]-[登録用図面作成]より[5面図登録]で行います。
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2006年11月9日木曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 11月 2006

壁付きシンボルを領域配置

壁付きシンボルを[壁付距離]モードではなく、[領域]モードに切り替え、壁の線上2点をクリックすることで、線上に均等配置することができます。
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2006年11月8日水曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 11月 2006

Chapter3.チェックすべき作図設定 (電気設備)

【Chapter3(全11回)】

基本的な設定は [電気]メニューにある[設定]-[電気設定]で行います。
項目数はかなり多いですが、一通り目を通し、共通設定事項をまとめておいた方が良いと思います。

また、 [電気]メニューにある[部品メンテナンス]-[部品登録情報変更]では各部品(シンボル)の配置レイヤを指定することができます。標準設定では[作図レイヤ]となっていますので、あらかじめ割り振りを決めておくと良いでしょう。

蛍光灯のシンボルサイズを任意に変更するには[電気]メニューにある[部品メンテナンス]-[サイズマスターメンテナンス]で行えます。

標準登録されていない電気シンボルは各自が自由に作成するのではなく、統一ルールのもと作成し、共有します。(サブセットライブラリのエクスポート、インポート)
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2006年11月5日日曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 11月 2006

衛生部材を空調部材へ、空調部材を衛生部材へ

CADWe'll CAPEは空調と衛生が別なツールとして分かれており、空調ツールで作図した部材は空調ツール時、衛生ツールで作図した部材は衛生ツール時でないと編集が行えません。(専用機能による編集)

設備ツールを切り替えて作業すれば良いのですが、面倒な場合は[ツール]メニューにある[部材変換]で“衛生部材を空調部材へ”、“空調部材を衛生部材へ”変換することができます
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2006年11月3日金曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 11月 2006

L寸に呼称を付ける

[作図設定]-[傍記]タブにある[詳細設定]ボタンをクリックし、表示された[傍記設定(詳細)]ダイアログ内のその他設定の項目にある“L寸に呼称を付ける”にチェックが付いている状態で[サイズ・レベル表示]を実行すると、書き出したサイズにLの呼称が付きます。
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2006年11月1日水曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 11月 2006

風量・流量に単位を付ける

[作図設定]-[傍記]タブにある[詳細設定]ボタンをクリックし、表示された[傍記設定(詳細)]ダイアログ内のその他設定の項目にある“風量・流量に単位を付ける”にチェックが付いている状態で[サイズ・レベル表示]を実行すると、書き出したサイズにCMHやL/minなどの呼称が付きます。
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CADWe'll CAPE

ソフト名称:CADWe'll CAPE(キャドウィル ケープ)
開発元:株式会社 ダイテック
価格 :
CADWe'll CAPE 電気設備版:オープン価格
CADWe'll CAPE 空調・衛生設備版:オープン価格
CADWe'll CAPE 総合設備版:オープン価格
CADWe'll CAPEは、言わずと知れた業界シェアNo.1のCADソフト。 電気設備、空調・衛生設備、統合版の3種類があり、2.5次元(断面図)まで表現が可能なCADソフト。 ※拾い機能はオプションとなります。
※Be-Bridge書き出し・読み込みが可能

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