AutoCADとの互換を例として挙げます。
AutoCAD上で「CENTER」という一点鎖線の線種に対し、線種尺度を与えます。
・オブジェクトAに対し、線種:CENTER 線種尺度:1.0
・オブジェクトBに対し、線種:CENTER 線種尺度:0.1
当然、図面上での表示ピッチはオブジェクトAに対し、オブジェクトBは細かな一点鎖線になっています。
この図面をCADWe'll CAPEで読み込むと「線種尺度が1.0のCENTER」と「線種尺度が0.1のCENTER」は“別もの”として読み込みます。
あるDWG図面をCADWe'll CAPEで読み込もうとすると多大な時間がかかる、もしくはフリーズしてしまう
AutoCAD上で“線種尺度があまりにも細かな数値が指定”されていると、CADWe'll CAPEでの読み込みに多大な時間がかかることがあります。
これは拡張線種として読み込むための内部処理に時間がかかるためと思われます。
スムーズに変換を行うためには以下のようなことが必要です。
・AutoCAD側で線種尺度を適切な値に変更
・図面変換テーブルで、拡張線種として取り込まれないよう置き換え線種を指定