[他図面参照]コマンドは別図面ファイル、または現在の図面で参照貼り付け(リンク)できる機能です。
[他図面参照]コマンドを実行し、最後の手順で[シート設定]ダイアログが表示されますが、ここにある「登録時保存しない」の意図は次の通りです。
他図面ファイルを参照する際に、図面ファイル管理は必須となります。
参照先図面の保管場所を変更したり、削除してしまったり…、また外部に図面ファイルを渡す際に参照元図面ファイルを渡しそびれたり…。
このような状況でも見当たらなくなってしまった参照元図面を開けるようにするのが「登録時保存しない」にチェックが付いていない状態です。
参照図面も現在の図面ファイルの中に保存されることで、参照元図面が見つからない場合でも表示させることができます。(ファイルを開く際に表示される警告ダイアログ内[保存図形を表示]ボタンをクリック)
もし「登録時保存しない」にチェックが付いていると参照元図面ファイルが見当たらない場合、参照図面を表示させることができなくなってしまいます。
ただし……、現在の図面と参照元図面の両方を記憶している図面A(登録時保存する)と、参照元図面を記憶していない図面B(登録時保存しない)を比べると、図面Aのファイルの方が図面ファイルの容量が大きくなってしまいます。
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