シートグループはAutoCADのレイアウト空間(ペーパー空間)と同様に、指定範囲の図面を別作業空間に尺度を変えて表示させることができる機能です。
CADWe'll CAPE2003でのシートグループ機能(AutoCADのレイアウト(ペーパー)空間と同様の機能)はベースシートにある図面をそのまま実体としてレイアウトシートに表示されていました。
実体データとして表示されるので編集することができるというメリットがありましたが、図形要素数がそのまま複写されるのと同じことになるのでファイル容量が増加してしまうというデメリットもありました。
CADWe'll CAPE2004からはベースシートにある図面を一枚の絵としてレイアウトシートに表示させることができるので旧バージョンのようにファイル容量が極端に増加するという心配がなくなりました。
こういった仕様変更に伴い、シートグループを含むCADWe'll CAPE 2003の図面をCADWe'll CAPE 2004で開くとシートグループの機能が失われてしまいます。
CADWe'll CAPE2004で参照状態を引き継ぎ、またCADWe'll CAPE2004でのレイアウトシートの処理方法に切り替えるには専用の『CADWe'll CAPE 2004コンバータ』が必要になります。
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