shop 29q

2006年5月31日水曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

キャッチマークの表示を早くする

キャッチモードは指定箇所にマウスカーソルを近づけると吸着させるマーカーが表示される機能です。

初期設定ではマウスカーソルを図形付近に置き、若干の間があってマーカーが表示されますが、反応を速くしたい場合にはキャッチモードの詳細設定でキャッチまでの時間を高速に切り替えることができます。
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★

2006年5月30日火曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

全体表示で見たい範囲を一発で指定

[表示]メニューにある[全体表示]を実行すると、画面上に小さなウィンドウが表示されます。
このウィンドウには図面全体が表示され、また現在の表示範囲も解るようになっています。

全体表示のウィンドウ内にある表示範囲の矩形枠を移動させると、作業画面もその位置に瞬時に移動されます。
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★

2006年5月29日月曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

1枚の図面を複数のウィンドウで作業する

[ウィンドウ]メニューより[新しいウィンドウを開く]を実行すると、現在の図面がもう一枚のウィンドウに表示されます。(実行するたびに新しいウィンドウが作成される)
大きな図面を作業する際に、複数のウィンドウを並べて作業することができれば、画面移動などの負担が軽減されます。
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★

2006年5月28日日曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

設計図モードで作図したダクトや配管を施工図(複線)として使用

設計図モードでダクトや配管を作図するときに、サイズを指定しないと複線に変更することができません。
もし、サイズを0のまま作図を行ってしまった場合、[サイズ変更]コマンドでサイズを指定します。
サイズを指定すると複線化が行えるようになります。
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★

2006年5月27日土曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

他図面参照

他図面参照は指定範囲にある図面をリンク貼り付けできる機能です。

合成
同一図面内にある指定範囲の図面をリンク貼り付け。
リンク先の図面を編集可能。
[再貼り付け]コマンドで更新させる。

参照
同一図面内にある指定範囲の図面をリンク貼り付け。
リンク先の図面は編集不可。
[再貼り付け]コマンドで更新、または図面ファイルを開く度に自動更新される。

貼り付け
他図面ファイル、及び同一図面内にある指定範囲の図面をリンク貼り付け。
リンク先の図面を編集可能。
[再貼り付け]コマンドで更新させる。

参照貼り付け
他図面ファイル、及び同一図面内にある指定範囲の図面をリンク貼り付け。
リンク先の図面は編集不可。
[再貼り付け]コマンドで更新、または図面ファイルを開く度に自動更新される。
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★

2006年5月26日金曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

図面変換テーブルを作成したが、複数人で共有するには

作成した図面変換テーブルは、通常C:¥CAPE¥SYSTEM¥BASEフォルダ内にファイルとして保存されています。

拡張子DXTファイル … DXF用(dxf)の図面変換テーブル
拡張子DWTファイル … AutoCAD用(dwg)の図面変換テーブル
拡張子JWTファイル … Jw_cad用(jww)の図面変換テーブル
拡張子WETファイル … CADWe'll用(wet)の図面変換テーブル
拡張子DDTファイル … DRA-CAD用(ddt)の図面変換テーブル
拡張子RWTファイル … DRA-CAD for Windows用(rwt)の図面変換テーブル

上記のファイルをCAPE¥SYSTEM¥BASEフォルダ内にコピーすれば、他の環境でも同じ図面変換テーブルを使用することができます。
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★

2006年5月25日木曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

DWG形式で保存するときのバージョン

CADWe'll CAPEからAutoCAD(DWG)に変換する際に、AutoCADのファイルバージョンを選択できます。

CADWe'll CAPE上で図形に与えた線の太さは、[GX-5、R12J]、[R13J]、[R14J]形式で保存すると線の太さが伝わらない。
[2000]、[2004]形式で保存すると線の太さをそのまま伝えることができる。

CADWe'll CAPE上でゴシック体(True Type フォント)で表現してある文字は、[GX-5、R12J]形式で保存するとベクトル フォントとして表現される。
[R13J]、[R14J]、[2000]、[2004]形式で保存するとゴシック体(True Type フォント)のまま表現される。
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★

2006年5月24日水曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

コマンド一覧

CADWe'll CAPEがインストールされいてるフォルダの[SYSTEM]フォルダ内にCADWe'll CAPEのコマンド一覧が記載されているファイル(CSVファイル)があります。

通常は以下のフォルダ
C:¥CAPE¥SYSTEM

~ユーザ名~20A.CSV … 空調
~ユーザ名~20E.CSV … 電気
~ユーザ名~20S.CSV … 衛生

CSVファイルはExcelで開くことができます。
ファイルを開くと分類やコマンド名などが記載されています。
この中にある[Cmd_Name]と[Sub]の項目は、キーボードから目的のコマンドを入力して実行する際に必要なキーで、例えば空調メニューが起動されている状態で rou 501 (ショートカットコマンドと数字の間にはスペースが入ります)と入力し、[Enter]キーを押すと[ルート]-[ルーティング]コマンドが実行されます。(衛生の場合は rou 601)
各コマンドのサブコマンドを番号で指定することができますので、この操作に慣れると瞬時に目的のコマンドが実行できるようになります。

また、[実行回数]には各コマンドの実行した回数がカウントされています。
普段、自分がどのコマンドを多用していのか、また使っていないコマンドにどんなものがあるのかを把握することができます。
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★

2006年5月23日火曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

他図面間の複写で…

CADWe'll CAPEでは基本的には “1/50の図面ファイルから1/100の図面ファイルに複写すると、図面の大きさは自動的に調節” してくれます。

ですが、設定を切り替える事で元の図面の大きさを保ったまま、図面を複写させる事もできてしまいます。
気が付かない内に、この設定が切り替わっていると、とんでもないミスを犯してしまいますので注意してください。
変換方法のルールは[設定]-[図面間変換]で行います。

図面間変換
・実寸で移動・複写
移動・複写先の図面縮尺に合わせ、図面の大きさが変換されます。

・同じ大きさで移動・複写
移動・複写先の図面縮尺に関係なく、元の図面の大きさのまま変換されます。
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★

2006年5月22日月曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

電気設備のシンボルや空調・衛生設備の機器・器具を共有したい

CADWe'll CAPEは、図面で使用する部品(電気設備のシンボルや空調・衛生設備の機器・器具)をユーザーが自由に追加登録する事ができます。
ユーザーが追加した部品をネットワーク上の複数台のPCで共有したい場合、“追加登録した部品をエクスポート処理”し“書き出されたファイルを他のPCでインポート処理”する事で共有する事が可能となります。
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★

2006年5月20日土曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

線の幅“通常”を任意の太さに指定したい

CADWe'll CAPEでは図形に対して“通常”という線幅を指定すると、出力機が持っている一番細い線で印刷を行うことができます。
ただし、出力する環境によって線の太さが変わってしまうこともあり、任意の太さを指定したい場合もあります。
通常線幅を任意の太さに指定するには[設定]メニューより[環境設定]を選択し、[色・線]タブにある“印刷時通常線幅”の最小値を使用のチェックを外し、任意の太さを指定します。
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★
建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

図面の一部にマスクを掛け非表示にしたい

[基本図形]メニューより[ペイント]-[多角形領域]を選択し、マスクをかけたい部分を領域指定します。
色選択ダイアログが開きますので、その他の色の項目より[背景色]、表示順序の項目より[作図順]を選択します。
指定した範囲には背景色と同色のペイントが塗られますので背景に作図した図面が隠れます。
また、そのペイント上に図面を表示させるには、ペイントを作成したシートより右側にシートを作成し、図面を作図してください。
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★

2006年5月19日金曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

サイズ指定して配置した盤のサイズが変わってしまう…

CADWe'll CAPEに標準登録されている電気部品は図面縮尺に応じて自動的にサイズが変わるように設定されています。当然【部品】-【XY変倍】でサイズ指定して配置した部品も、縮尺の異なる図面に複写するとサイズが勝手に変更されてしまいます。

3サイズの内容
・大(1.3倍):1/1~1/69
・中(1.0倍):1/70~1/149
・小(0.7倍):1/50~

図面縮尺に影響されないようにするには、新たに【部品登録】でユーザ定義部品を追加登録することで解決できます。ポイントは部品を登録する際の“登録方法”(サイズ指定方法)を“実寸”で登録します。部品のサイズを実寸で登録すれば、図面縮尺に関係なく配置したときのサイズで表現されます。
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★
建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

ダクトや配管を指定の色、線種、レイヤに作図

CADWe'll CAPEでは作図設定に従いダクトや配管が決められたレイヤ、色、線種、線幅で作図されます。この設定は【空調】メニューより【作図設定】-【用途設定】または【衛生】メニューより【作図設定】-【用途・配管材設定】でユーザが任意に指定、追加することができます。
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★

2006年5月18日木曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

電気シンボルは指定レイヤに自動的に配置

電気シンボルの配置は初期設定では“指定レイヤ”への作図となっており、ユーザが作図レイヤを指定しながらの作業となりますが、[電気]メニューより[部品メンテナンス]-[部品登録情報変更]で各電気シンボルの配置レイヤの指定が行えば、シンボル配置の際にレイヤを気にしなくても構わなくなります。
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★

2006年5月16日火曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

AutoCADのレイアウト空間(ペーパー空間)がうまく取り込めない

AutoCADでレイアウト空間(ペーパー空間)を使ってレイアウトされた図面は、CADWe'll CAPE上ではシートグループという機能として読み込まれます。

CADWe'll CAPEの基本概念は三角スケールを使って、指定した用紙に対して製図を行う“手書きに近いイメージ”で図面作業を行いますが、AutoCADでは実寸で図面作業を行います。

AutoCADでレイアウト空間のページ設定を行う際に、印刷尺度を1:1でレイアウトするのか、図面の大きさに合わせて、例えば印刷尺度を1:100でレイアウトするのとでは、CADWe'll CAPEに取り込んだ際に大きな影響を与えることになってしまいます。


例 AutoCAD上で尺度1:100の図面をレイアウトする場合

1.ページ設定で印刷尺度を1:1に指定し、ビューポートの表示尺度を1:100でレイアウト
CADWe'll CAPEに読み込むとシートグループ上に用紙範囲にきれいに収まった状態で読み込まれます。


2.ページ設定で印刷尺度を1:100に指定し、ビューポートの表示尺度を1:1でレイアウト
CADWe'll CAPEに読み込むとシートグループ上に図面が実寸で読み込まれますので、用紙範囲から大きくはみ出した図面として読み込まれます。
このようにして読み込んだ図面は非常に扱いづらいものになってしまいます…。

建築施工現場ではゼネコンがAutoCAD、設備がCADWe'll CAPEという環境が多いと思いますが、ゼネコンで作成する建築図面が上記のどちらになっているかで、下流工程の作業がスムーズに行えるかどうかが決まってきます。
(ゼネコンが作成した建築図で、分割レイアウトされている状態をシートグループとして使用しないのであれば関係ない話ですが…。)
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★
建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

座標丸めの値を1,5,10,50,100以外に指定したい

CADWe'll CAPEの空調・衛生ツールに標準で表示されている座標丸めの値のリストは項目が少なくなっています。

[ツール]メニューより[ツールバーカスタマイズ]を選択し、カスタマイズダイアログを開きます。
分類より[設定]を選択し、[座標丸めの値を設定]のプルダウンメニューをツールバーにドラッグしてあげると項目内に[任意]という指定が増え、ユーザが座標丸めの値を任意に指定できるようになります。
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★
建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

角度ホールドのプルダウンメニューにリストされている項目が少ない

CADWe'll CAPEの空調・衛生ツールに標準で表示されている角度ホールドのリストは項目が少なくなっています。

[ツール]メニューより[ツールバーカスタマイズ]を選択し、カスタマイズダイアログを開きます。
分類より[設定]を選択し、角度ホールドのプルダウンメニューをツールバーにドラッグしてあげると項目が増えます。
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★
建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

作業フォルダの指定

[設定]メニューの[環境設定]で[ファイル]タブにある図面の項目で作業フォルダの指定が行えますが、毎回決まったフォルダが開いてしまいます。

作業中は最後に指定したフォルダがすぐに開いた方が効率が良いという方は以下のような設定を行います。

1.任意のドライブにダミーとなるフォルダを作成
2.CADWe'll CAPE上で[設定]メニューの[環境設定]で[ファイル]タブにある図面の項目で作業フォルダの指定として、1で作成したフォルダを指定
3.1で作成したフォルダを削除

こうすることで、前回開いたフォルダが作業フォルダとして認識されるようになります。
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★
建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

通り芯符号仮表示

他のCADソフトで作成した建築図面にはCADWe'll CAPEの属性が含まれていません。

通り芯符号仮表示は拡大して図面を作業していても、『この通りは○○通り』と解りやすいよう表示をしてくれる機能です。
基本図形として読み込まれた図形に対して通り芯の属性を持たせるにはCADWe'll CAPEの[建築]メニューにある[通り芯]-[バルーン付加]で新たに付け加えてあげるだけでOKです。
これで通り芯の仮表示がされるようになります。(作図範囲内に描かれている必要があります。)
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★

2006年5月15日月曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

用途記号を複数箇所に配置したい

配管に付加する傍記(サイズやレベル、用途記号など)は通常1部材に対して1箇所にしか記入できません。(追加配置には[Ctrl]キーを押しながら操作する必要がある)
継ぎ手が発生するような配管なら部材ごとに傍記を配置できますが空調の冷媒管のように継ぎ手が発生しない長い配管に対して傍記を追加配置しようとするとその都度[Ctrl]キーを押しながら作業することになるので意外と面倒な作業となります。
ですがこのような「Ctrlキーを押しながら」というオペレーションに慣れていない方は自動的に配置された傍記を複写して使用したり、通常の文字として記入されている方も多いと思います。この場合、注意しなくてはいけないことがあります。

他のCADソフトに変換した際に隠線(文字の周りの図形を非表示にする)が有効にならないということにお気づきでしょうか?

CADWe'll CAPE上では文字設定にある[文字背景を表示しない]という設定を有効にすれば文字列を配管上に重ねて配置した場合、文字を読みやすくするために背景の図形(配管)が非表示になりますが、このように編集した図面を他のCADソフトで読み込むと隠線が有効にならず文字を図形が重なってしまいます。一方、設備機能の[サイズ・レベル表示]で配置した傍記に対しての隠線処理は他のCADソフトに変換した際に“部分削除”されて読み込まれます。
このようなことを踏まえると面倒でも設備機能を活用する必要があるのではないでしょうか。

そこで[Ctrl]キーを押しながらでなくても、傍記を好きな位置に複数配置できるように設定を変更し簡単に作業が行えるようにします。
[サイズ・レベル]-[配置設定]にて“部材を左クリックした場合に傍記を追加する”に設定を切り替えます。これで1部材に対して複数箇所に傍記を記入できるなりますのでその分作業が簡単に行えるようになります。
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★
建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

部材、機器を分解することなく図形要素単位で編集する

部品(電気シンボル、空調・衛生の機器・部材等)として配置された図形の一部を編集したい(変形や色・線種の変更など)場合、せっかく属性を持っている部品を分解したりしていませんか?

CADWe'll CAPEでは集合図形として配置してある部品でも、選択モードを切り替えるだけで部品内の一部だけを編集する事は簡単に行えます。
[図形編集]-[選択]-[選択単位]を実行する度に『集合図形として選択』、『指定図形単体で選択』というように選択モードが切り替わります。
『指定図形単体で選択』の状態で図形編集を行い、選択モードを元の『集合図形として選択』に戻してあげれば問題なく部品として使用する事ができます。
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★
建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

CADWe'll CAPEの不具合 AutoCAD図面のXCLIP、属性定義

ここ最近のAutoCADの図面作成方法は複雑になってきています。その図面をAutoCADでそのまま使うのであれば問題ないのですが、他のCADで読み込むと様々な問題が発生してしまいます。

ブロック定義に対して指定範囲を消す機能【XCLIP】もAutoCAD上では隠されている図面がCADWe'll CAPE上では表示されてしまいます。(外部参照を【XCLIP】で部分非表示した場合はCADWe'll CAPEでも有効)

属性定義を含むブロックも、“作成方法によって”は非表示になっている情報がCADWe'll CAPE上では表示されてしまうこともあります。

開いて元図面と違ってびっくりした経験ありませんか?

AutoCADが扱える環境であれば、CADWe'll CAPEに取り込む前に、AutoCAD上で簡単に編集することをお勧めします。
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★
建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

記入済の[寄り寸法線]に[追加]をすると…

CADWe'll CAPE2004(ビルド番号:4101)では、空調・衛生設備ツールで[寄り寸法線]を記入した後、[寸法線変更]-[追加]で新たな機器、部材を示す寸法線を追加記入してしまうと[寄寸法変更]で図形と寸法線の連動性が失われてしまいます。
[寄り寸法線]で改めて記入する必要があります。
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★
建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

シートグループに貼り付ける図面を回転表示させるには

基準各設定を駆使することで、シートグループに表示させる図面を回転表示させることができます。
また、一旦シートグループに貼り付けた図面も後から回転させることもできます。
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★

2006年5月14日日曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

シートグループを含むCADWe'll CAPE 2003の図面をCADWe'll CAPE 2004で使用するには

シートグループはAutoCADのレイアウト空間(ペーパー空間)と同様に、指定範囲の図面を別作業空間に尺度を変えて表示させることができる機能です。

CADWe'll CAPE2003でのシートグループ機能(AutoCADのレイアウト(ペーパー)空間と同様の機能)はベースシートにある図面をそのまま実体としてレイアウトシートに表示されていました。
実体データとして表示されるので編集することができるというメリットがありましたが、図形要素数がそのまま複写されるのと同じことになるのでファイル容量が増加してしまうというデメリットもありました。
CADWe'll CAPE2004からはベースシートにある図面を一枚の絵としてレイアウトシートに表示させることができるので旧バージョンのようにファイル容量が極端に増加するという心配がなくなりました。

こういった仕様変更に伴い、シートグループを含むCADWe'll CAPE 2003の図面をCADWe'll CAPE 2004で開くとシートグループの機能が失われてしまいます。

CADWe'll CAPE2004で参照状態を引き継ぎ、またCADWe'll CAPE2004でのレイアウトシートの処理方法に切り替えるには専用の『CADWe'll CAPE 2004コンバータ』が必要になります。
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★

2006年5月12日金曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

図面名・図面番号、作成者の記入は必要?

新規図面作成時、また[用紙サイズ・縮尺設定]にて表示される図面情報を設定するダイアログに“図面名”、“図面番号”、“作成者”を記入する項目があります。

この項目に記入した内容は、図面検索で条件を指定して検索したいときなどに有効になります。
また、図面名、図面番号を記入しておくと[図面一覧出力]を行った際に、図面情報として挙げられ、この情報はCSVファイル(Excelで読み込める文字データ)として書き出すことができます。

例 『図面リストの作り方』

1.指定フォルダより図面を検索。
2.検索された図面より情報を書き出したいファイルを選択。
3.[図面一覧出力]を選択し、[出力項目](図面名・図面番号・図面縮尺)を指定して実行。
4.書き出されたCSVファイルをMicrosoft Office Excelで読み込む。
5.枠を付けたりといった編集を行う。
6.作成したMicrosoft Office ExcelのファイルをCADWe'll CAPEに取り込む。

上記の流れで既存の図面ファイルから図面リストを作成することができます。
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★
建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

『5面図登録』で絵柄をいっぺんに登録する

[5面図登録]はメーカーサイトからダウンロードした機器・器具の絵柄、またはユーザが作成した絵柄をCADWe'll CAPEに登録する際に、平面・正面、背面、左側面、右側面、下面の絵柄をいっぺんに登録することができます。

1.[ツール]メニューより[機器・器具ライブラリ登録]-[登録用図面作成]を選択。
2.[部品登録]ダイアログに必要事項を記入し[OK]ボタンをクリック。
3.絵柄を配置するための管理図面が開きますので、各絵柄を配置。
4.[ツール]メニューより[機器・器具ライブラリ登録]-[5面図登録]を選択。

また、この管理図面は通常の図面ファイルとして保存しておけますので、絵柄の変更などが発生した際には、もとのファイルを編集し、再度[5面図登録]を行うだけで更新されます。
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★

2006年5月11日木曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

シートグループ

AutoCADでレイアウト空間を使って分割された図面ファイルをCADWe'll CAPEで読み込むと、シートグループという扱いでCADWe'll CAPE上でもAutoCADのレイアウト図面を表示させることができます。

扱いはAutoCADと同様で、通常シート(全体図)で作業した図面が、各シートグループ上に反映されてきます。

ただし、この機能に慣れない方は、レイアウト図面を1枚の図面として保存したい、また他のCADソフトに変換したいから、分割してある図面だけが欲しいという要望もあったりします。

そういったときは、[設定]メニューより[シート機能]-[図面登録]で必要なシートを選択し、別図面ファイルとして保存することができます。
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★
建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

CADWe'll CAPEの不具合 OLEオブジェクト(Excel)の貼り付け

◇CADWe'll CAPE 2004 R2 SP(ビルド番号4101)とMicrosoft Office Excel 2003で検証◇

Microsoft Office Excel 2003で作業したExcelの表をCADWe'll CAPEにOLEオブジェクトとして貼り付けると、貼り付けた表をダブルクリックしてExcelの内容を編集し、CAPEに戻ると貼り付けたときの表のサイズと異なってしまいます。

Microsoft Office Excel 2003以前のバージョンで作業した表であれば、CADWe'll CAPE上に貼り付けた後、編集しても表のサイズは変わりません。
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★

2006年5月10日水曜日

建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

配線パレットを有効活用

配線パレットは図面中で使用する配線のパターンを登録・管理できる機能です。
パターンを設定しておけば配線の布設方法、傍記、配線条数、配線記号などをいっぺんに表現することができます。
また、こうやって作図した配線から配線注記表を簡単に作成することもできます。
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★
建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

線種を分解して変換

フレキダクトの表現(ギザギザの線種)を行った図面を他のCADに変換する際に、みなさんは注意されていますでしょうか?
AutoCADを例にとってみると、線種はZIGZAGという名称で変換できますが、何もしなければ表現は実線のまま表示されてしまいます。
AutoCAD上で線種の上書きを行えばZIGZAGの線種として表現が変わりますが、そこまで手を加えている方は少ないと思います。(AutoCADを所有していないと作業できませんし…)
また、CADソフトが変わればギザギザの線種を持っていないソフトもあります。

そういった際に、CADWe'll CAPE 2004では図面変換テーブルで“線種を分解(図形として)して変換”することができます。

この設定をしておけば、どのCADでも線種の表現(図形としてですが…)が問題ありません。
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★
建築設備CADの情報 > CADWe'll CAPE の情報・FAQ: 5月 2006

図面変換テーブル

CADWe'll CAPEには図面変換テーブルというものがあり、AutoCAD(dwg、dxf)、Jw_cad(jwc、jww)、DRA-CAD(mpp、mpw、mpx)、CADWe'll(dwx、drw、acx、arc)の図面ファイルをCADWe'll CAPEに取り込む際、またはCADWe'll CAPEの図面をAutoCAD、Jw_cad、CADWe'llとして書き出す際の変換ルールを決めることができます。

一般的にはAutoCADとの変換が一番多いと思いますが、この図面変換テーブルを使うことによって変換後の調整作業にかかる負担を軽減することができます。

設定内容
・レイヤ
・線種
・線幅
・色
・文字

CADWe'll CAPE 2004ではAutoCADに書き出す際に、レイヤごとにByLayer(色、線種、線幅)の指定も行えます。
<この記事を共有>
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「★☆★ Shop 29q ★☆★

CADWe'll CAPE

ソフト名称:CADWe'll CAPE(キャドウィル ケープ)
開発元:株式会社 ダイテック
価格 :
CADWe'll CAPE 電気設備版:オープン価格
CADWe'll CAPE 空調・衛生設備版:オープン価格
CADWe'll CAPE 総合設備版:オープン価格
CADWe'll CAPEは、言わずと知れた業界シェアNo.1のCADソフト。 電気設備、空調・衛生設備、統合版の3種類があり、2.5次元(断面図)まで表現が可能なCADソフト。 ※拾い機能はオプションとなります。
※Be-Bridge書き出し・読み込みが可能

tom's note..